開催中のWSOP、「イベント57 1000ドルノーリミット・ホールデム」で、中井孝浩氏が3日間にわたる激闘を制して見事優勝、同イベント参加2497人の頂点に立ち、賞金39万9039ドル(約4913万円)を獲得しました。
世界王者の証であるWSOPブレスレットホルダーを手中にした中井氏、日本人では、2012年にチャンピオンになった木原直哉氏に続く2人目となる。
本大会のファイナルテーブルの賞金配分は以下のとおり。
1位 39万9039ドル
2位 24万8034ドル
3位 17万5559ドル
4位 12万6612ドル
5位 9万2453ドル
6位 6万8317ドル
7位 5万1103ドル
8位 3万8676ドル
9位 2万9619ドル
ファイナルテーブルでは、自分以外の誰かが争って、脱落する――つまり何もしなくても賞金が100万円近く上がるので、多くのプレイヤーは慎重になりがちだ。しかし、中井氏は自分の読みとハートの強さで大量チップを獲得していった。
特に話題となったのは、ヘッズアップ(ラスト2人の状態)でのこんなシーン。
Aスペード 8スペードを持っていた対戦相手のMel Wienerが30万点にレイズすると、Aダイヤ Qスペードを持っていた中井氏が92万5000点にリレイズ。Melがコールする。
中井氏 Aダイヤ Qスペード
Mel Wiener Aスペード 8スペード
フロップ(ポットのチップ量は約190万点)
3スペード Tスペード Jダイヤ
中井氏が107万5000点をベットすると、彼よりチップを持っていたMelが間髪入れずに「オールイン」
負ければ敗退という状況で、中井氏は「コール」を選択。
結果、この時点で56%の勝率で優勢だった中井氏がそのまま勝ち、一気に有利な状況を作り上げそのまま勝利した。
このプレイについて木原直哉氏は絶賛。日本最大のポーカーフォーラム「ひゃっほう掲示板」で、以下のような絶賛コメントを残している。
〈AQでのオールインのコールはどう考えてもベストプレーです。こちらはプリフロップで3ベットしていて、相手にモンスターハンドがあるとしたら33、TJくらい(TT,JJは4ベットオールインしているのは間違いないと思います)。逆にドローはKQ,フラッシュドロー等たくさんあって、それらに対しては全部有利です。33、TJはスローしてくる可能性もあります。逆にAJ等でいきなり入れた可能性も否定はできないですが、組み合わせ的にドローの比重が非常に大きいです。また、相手のオールインが、ベットに対してスナップでオールインしたので、余計にドローの可能性が高いと思われます〉


