ポーカー優勝者の競技歴はなんと1年ちょっと

       ジャパンオープン・ポーカーツアー(JOPT)東京大会

【新・カジノ情報局】ポーカー優勝者の競技歴はなんと1年ちょっと 日本プレーヤーまだ10万人だけど急成長中

 4月14日から16日の3日間、東京・銀座のバグースプレイスで、ジャパンオープン・ポーカーツアー(JOPT)の東京大会が行われた。2011年にスタートしたJOPTは、今回で「シーズン12」。全国のポーカースポットやオンラインで展開される予選には延べ2万6千人が参加したイベントもあり、今や国内最大級のポーカー大会になっている。

 囲碁や将棋、麻雀の競技人口にはまだまだ及ばなくても、「現在、少なく見積もっても10万人のプレーヤーがいます」とは、NPO法人・日本ポーカー協会の芹田宅生理事長だ。「ちなみに2004年は600人ぐらいでした」とのことだから、普及のスピードに驚く。

 今回のメーンイベント決勝には各地から333人の猛者が集結した。プレーヤーが目指すのは優勝の名誉とトロフィー、そしてスポンサーからのプライズだ。

 優勝者にはマカオで行われる国際大会での参加権(34万円相当)と、航空券+現地ホテル滞在費のパッケージ。2~4位の選手にも韓国でのトーナメント参加権(16万円相当)が賞品として贈られる。

 「日本で勝って世界へ」--は、プレーヤーにとって大きなモチベーションになる。日本代表としてのプライドをかけた戦いの先には、数百万円から最大数億円もの賞金が待っているからだ。

 10時間を超える熱戦を勝ち抜いたのは、ポーカー名「king」こと岡田健さん(43)。何と、前回東京大会に続いての連覇を成し遂げた。聞けば、「ポーカー歴は1年と2カ月ほど」! それで2つ目のビッグタイトルを手にしたのだからすごい。観戦中から“引き”の強さは際立っていたが、こういう星の下に生まれた人がいるんだな~と、実感。昨年からマカオやマニラへも挑戦して、腕を磨いているそうだ。

ズバリ、“あなたにとってポーカーとは?”の質問に、「人間性がにじみ出るゲームですよね。観察し甲斐があるし、これだけ魅力的なゲームはほかにない」。この春はラスベガスで行われる世界選手権にも参戦予定。この勢いなら、岡田さんの活躍をまたお伝えする機会もありそうだ。

 もうひとつ、3日間の大会で目についたのは、同時並行で行われていた『第5回学生ポーカー大会』。主催するJOPT代表の宮田達宗氏は、「採算は度外視して、次世代のポーカープレーヤーをサポートしています」と。近年は多くの大学にポーカーサークルができているという。

 晴れて学生の頂点に立ったのは、新潟大学大学院生の石川伸之輔さん。こちらは「ポーカー歴5年。自分で大学にサークルを立ち上げました」と話す学生ポーカー界のパイオニアだ。

 韓国でのトーナメント参加権と、遠征費の補助を獲得。若いときの海外挑戦は、貴重な経験になるに違いない。前記と同じ質問“ポーカーとは?”に返ってきたのは「一生続けられる趣味です! 飽き性の僕が初めて見つけたもの」。農学系の研究室で食品の安全性を専攻している石川さん。ポーカーは強くても、学生の本分はわきまえてくれているのを確認して、ちょっとホッとした。

=つづく (ギャンブルライター・片山真、http://www.zakzak.co.jpより転載)

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カテゴリー ● カジノ・ポーカーニュース